【今日の1曲】九月の色 久保田早紀

「雨の歌は 恋の歌 恋の歌は 別れの歌」

久保田早紀=異邦人の一発屋、ということになっているが、ベスト盤を聴いてみると良い曲は他にもたくさんある。

この曲は、異邦人のイメージとは離れた曲調だけれども、この前に紹介した「埠頭を渡る風」にも通じる、疾走感のあるリズムが好きだ。
跳ね回るピアノの音も、雨のようでいい。

そして、冒頭の歌詞。
雨の歌から二段飛んで別れの歌へ。
そこから「ガラスのドア開けた途端 呼び出した訳が分かったわ」と続く。
ほんの数行の歌詞だが、そこだけではっきりと情景が浮かび上がってくる。
こういうドラマティックな歌詞を書けるようになりたい。

youtubeだと、歌ってみた、しかなかった…。
良い曲なので聴いてみてください！
https://m.bilibili.com/video/av12674690.html