読書
「神戸、どうなるんかね。良くなってほしいね、と思う。」年末年始に休めなかった分の休暇を取り、神戸に帰った。書店の店頭に平積みされた「ごろごろ、神戸。」。今回の帰省では、この本がいつも手元にあった。 大阪出身で色々な場所を転々として暮らし、ま…
「今、もし死んだとしたらキリがいいのではないか?」 30歳の誕生日に思ったことだ。誤解されそうだが、もちろん自殺願望は全くない。 死にたい、と死にたくなくない、は別問題である。まあ、そんな考え自体が、自分は多分あしたもあさっても生き続けている…
「私がもどれる場所でありたいの。誰かが、私にもどりたいって思ってくれるような、そんな人になりたいの。」 誰の人生にもある、なぜだか忘れられないできごと。 それは、栄光のときであるとは限らず、むしろどうしようもなくダメなときや、かっこ悪いとき…
「人は変わってゆくんだよ。それは、とても過酷なことだと思う。でもね、でも同時に、そのことだけが人を救ってくれるのよ」変わらないものが欲しい、そう思う一方で、これもまた真実だよなあ、と思う。自分の意思で変わっていけるのは、きっと安心して自分…